この道の向こうに

 

世のなかには、たくさんの道があります。人の通る道、クルマの走る道。その道にも、田舎の道もあれば、都会の道もあります。けもの道というのもありますが、ここでは、これに触れないでおきましょう。

 

このサイトでは、「道」というのは、歩道・車道など、通常の道の意味で使うことが多いでしょう。そのほか、人生のたとえで「道」と言ったり、剣道・柔道・書道など武道および芸道で使う「道」もありますが、ここではあまり登場してこないでしょう。

 

さて、この道の向こうに何が見えるかは、人それぞれです。南の空が赤くゆらめき、北の空が青くたなびくのを見るのかは、いま何処の道を走っているかによるでしょう。

 

しかし、もっとも変化に富んだ風景を見せるのは、徒歩でとぼとぼ歩くよりも、クルマを疾走させているときでしょう。

 

そうすれば、水平線の向こうから新しい陽が昇るのを見ることができますし、地平遥かに風が吹き上がるのが見えることもあります。

 

しかし、いつのときも景色に胸打たれるのは、自分のなかに熱き燃える想いがあるときであり、それがなければ、果てしなき大地を掘ったり、かぎりない道を築くことはできないでしょう。

 

カーライフ

 

私たちの住んでいる日本列島は四方を海に囲まれていて、その国土の約7割は山間部が占める島国です。空から降った雨や雪は日本の山々に蓄えられて、それはやがて川や河川となって、いろいろな地域にさまざまな地形を造り出し、大地を潤し木々や草花を育みながら海に注いでいます。

 

そして日本という小さいながらも豊穣な大地に、古来わたしたちに大いなる日々の生業を与えてくれました。そうして私たち日本人は、四季折々の豊かな自然のなかに、神さまの恵みを感じ、感謝と報恩の生活を営んできました。

 

山には、人が住む里にはない神秘的な力が宿っていて、山の木々や草々にも、あるいは岩や石ころにも命が宿ると考えられてきました。山はわたしたちにさまざまな恵を与えてくれます。空から降った雨水は、多くの恵を与えて美しい川の流れをつくります。生き物は、水がなければ生きていけません。

 

また日本を取り囲んでいる海も、たくさんのめぐみをもたらしてくれます。打ち寄せる波が豊かな海の幸を運んでくれます。さまざまな魚介類は、私たちの食卓を大いに賑わせてくれます。

 

古来、日本人は自然のなかに神々の力を感じ、大いなる畏敬と感謝で、豊かな心を育み生きてきました。それがいま、日本国民は、他国に対する密かなアドバンテージになっていることを知っています。

 

いま、あなたの辿る道は、自然と共生してきた日本人の感性を取り戻す旅であるかもしれません。あなたが道を究めようとする、その大いなる志を失わないかぎり、道は開け、どこにでも出ることができるでしょう。ときたま、それが宇宙の大空間であることがあるかもしれません。
ROLL YOUR ROAD!